papat（パパット）が最初のコラボレーションクリエーターとして依頼したのは、イラストレーターとしても活躍される、お笑い芸人のNEGO6（ネゴシックス）氏。
キャラクター、ロゴのデザイン、アニメーション等の映像制作の他にも、番組のスタジオセット制作など幅広いシーンで活動しており、クリエイターとしてもすでに10年以上のキャリアを持つ。
そして芸人界屈指のスニーカー好きとしても知られ、ファッション誌などからも取材を受けるネゴシックス氏。
そんなネゴシックス氏に、今回のコラボレーションに至った経緯や、自身の作品との向き合い方など、たっぷりとお話をうかがった。
インタビューの公開に先立ち、papatアイテムをご本人に着用いただいて、原宿の街でスナップ撮影を敢行。
スニーカーのみならず、ファッションへのこだわりが会話の節々からあふれているが、気負いすぎずに真似しやすいスタイリングを提案してくれた。
PAPANDA L/S TEE ／ オフホワイト ／ ¥7,700 taxin
──これはどちらのデニムですか？
WAREHOUSE（ウエアハウス）とGallery1950（ギャラリー1950）のコラボです。WAREHOUSEは、岡山の老舗のデニム屋。色落ちの仕方が一番気に入っています。
──岡山といえばデニムですもんね。
そうですね。でも和な雰囲気がある日本寄りのデザインにしているところも多いじゃないですか。ここはちゃんと忠実に“ジーパン”を作ってくれるところが良いですね。合わせやすいです。このロンTは袖プリントが好きなんですけど、こういうTシャツにはやっぱり色落ちデニムを合わせて、くたっと着たいですね。
──デニムはたくさんお持ちですか？
10本くらいあるかな。育ち中のものもあるし、育ちきってもう通り過ぎたやつもある（笑）。過ぎたやつは「あんま履かんとこう。しかるべき時に履こう」って思っています。これ（今日のジーンズ）は今が一番ベスト。撮影の時にお披露目したいと思ってて、今日履きました。
──とっておきなんですね。
どんどん黄色くなるやつあるじゃないですか。もう汚いだけみたいな（笑）。越しちゃうんですよね、ジーパンって。このジーパンは今が頑張れてる色ですね。
──スニーカーはPUMAですか？
PUMAの「SUEDE（スウェード）」の誕生50周年を記念して作られたものです。コーディネートのスタイルは、高校の時から変わらないですね。古着のデニムに、ローテクスニーカー。スニーカーはソールが白で、アッパーは黒とかダーク系。それが一番僕の中で映えるなと思っています。
PAPAT PRINT SHIRT ／ ベージュ ／ ¥9,900 taxin
WORLD HERITAGE PRINT TEE ／ ブラック ／ ¥5,940 taxin
WORLD HERITAGE PATTERN SHIRT ／ イエロー ／ ¥9,900 taxin
WORLD HERITAGE PATTERN SHORTS ／ イエロー ／ ¥6,600 taxin
──靴下はオリジナルなんですよね。
3年前から販売しているNEGOSOCKS（ネゴソックス）というプロジェクトで、それぞれに「右」「左」いう刺繍が入っています。これで左右を間違えない。このノリをわかってくださる方々が使ってくださっています。楽しんで使ってもらいたいと思い作りました。
──もう一足のスニーカーは？
Vansのサルマン・アガーモデルの復刻。
普段からスケシュー（スケートシューズ）を合わせることが多いですね。30m離れたところから見たら、毎回同じ格好ですよ（笑）。
こだわりは細部にほど出るというが、ネゴシックス氏のスタイルはまさにそれを感じさせるコーディネート。
ぜひクラシックなスケータースタイルの参考にしてほしい。